顔の痛み・顔のゆがみ|枚方市樟葉駅より徒歩約7分 つじ脳神経外科クリニック 楠葉|三叉神経痛 顔面痛 顎関節症 脳内出血 脳梗塞


072-855-8200

顔の痛み・顔のゆがみ

顔の痛み・顔のゆがみについて

顔面は顎の一部を除くと脳神経領域となります。顔に痛みがある、ゆがみを感じるといった場合は、日本脳神経外科学会脳神経外科専門医でもある院長のいる当クリニックへご来院ください。

直接的な外傷などはなくても顔が痛い、歪んでいるといった場合は、三叉神経痛、非定形型顔面痛、舌因神経痛、顎関節症などが考えられます。また、顔面にしびれなどを感じている場合は、脳内出血や脳梗塞が原因の場合も考えられます。顔に違和感を覚えるようなことが続くようであれば、一度脳神経外科をご受診ください。

顔の痛みやゆがみが現れる代表的な疾患

三叉神経痛

顔面で取得した感覚を脳に伝える神経を三叉神経と呼び、この神経は眼神経(三叉神経第1枝)、上顎神経(三叉神経第2枝)、下顎神経(三叉神経第3枝)に分かれています。三叉神経痛とは、主に顔面の片側(とくに三叉神経第2枝、第3枝)に「針で突かれるような」、あるいは「電気が走るような」痛みが突発的に生じる疾患で、その痛みは激しいことが多いです。そのためうつ状態になったり、体力が消耗したりすることもあります。なお痛みの発作は数秒~数十秒程度で、原因が明らかな場合とそうでない場合の2つのパターンがあり、明らかな場合は血管による三叉神経の圧迫、脳腫瘍、多発性硬化症などにより起きると言われています。

なお、一般的に三叉神経痛と言う場合は、原因の不明な特発性三叉神経痛のことを指します。三叉神経痛の治療では、まず抗けいれん薬による治療から始めますが、それで治まらないようであれば手術が必要となる場合があります。

末梢性顔面神経麻痺

顔面神経が脳から離れて顔面に出る部分で炎症を起こしているのであれば、末梢性顔面神経麻痺と診断されます。この場合、原因疾患が明らかな症候性顔面神経麻痺と、原因がはっきりしない特発性顔面神経麻痺(ベル麻痺)とに分けられます。主な麻痺の症状ですが、顔面片側の瞼が閉じられない、しわを作ることができない、よだれが垂れる、味覚が低下するといったことがみられます。

原因疾患として多いのは、ヘルペスウイルス感染症です。口唇ヘルペスに以前罹ったことのある方が、突然、顔面神経麻痺を起こすというのが、発症の典型的なパターンです。そのほか腫瘍や代謝疾患が原因となる場合もあります。いずれにしても、顔面神経は顔面神経管と呼ばれる狭いトンネルを通って脳から外に出るのですが、何らかの原因で顔面神経が腫れることによって管の中で圧迫され、これによって麻痺が生じると考えられています。

治療に関しては、薬物療法となります。ヘルペスウイルスによる感染が原因であれば、抗ヘルペスウイルス薬を使用します。また、神経炎症やむくみの改善にステロイド薬を用いることもあります。

脳内出血

脳内出血とは、脳の中にある細い血管が破れることで出血している状態です。出血までの発症メカニズムですが、高血圧による血管壁へのダメージなどから血管の動脈硬化を招き、そして脆くなっている脳の血管に、さらに高血圧による強い圧力がかかり続けることで、ついには破れて脳の中で出血を起こすことがあります。これが脳内出血です。

脳から出血した血液はやがて固まって血腫になり、この血腫が大きくなると、脳の内部の圧力(脳圧)が高くなったり、血腫が周囲の正常な脳細胞を圧迫したりします。こうしたことによる脳細胞のダメージにより、麻痺や感覚障害などの後遺症を招くことが多く、重症例では意識障害、最悪の場合は命にかかわることもあります。
症状としては、頭痛、めまい、吐き気や嘔吐、片方の手足の麻痺やしびれなどがあります。頭部CT、頭部MRAやMRI、脳血管造影などの検査を行うことで、診断をつけます。

治療としては、薬物療法か手術療法になります。薬物療法では、血圧を下げる効果のある降圧薬、止血薬、脳のむくみを取る薬などを使用します。開頭して血腫を除去し、出血部分をバイポーラという器具を用いて電気凝固したり、止血機能のある物質(サージセルやアビテンなど)を用いて止血したりといった手術を行うこともあります。

脳梗塞

脳梗塞とは、脳の血管が詰まったり、狭まったりして血流が悪くなることで起きる疾患です。単に血管が詰まると一口に言っても主に2つのタイプに分かれます。

ひとつは、動脈硬化を起こして血管が狭くなり、やがて詰まっていく脳血栓症です。なお脳血栓症には、首や脳の比較的太い動脈で起きるアテローム血栓性脳梗塞、脳の細い血管が詰まることで起きるラクナ梗塞に分類されます。
もうひとつのタイプが、心臓などでできた血のかたまり(血栓)が流れてきて脳の血管を塞いでしまう脳塞栓症です。この場合、大きな脳梗塞を引き起こしてしまう可能性が高くなります。
そのほかにも、一時的に脳の血管は詰まったが、すぐに血流が再開するという、脳梗塞の前触れとして起きる一過性脳虚血発作もあります。

症状としては、いずれのタイプも同様で、舌が麻痺して呂律がまわらない、体の片側の手足が麻痺する、しびれがあるなどです。検査及び診断をする方法としては、頭部MRI、CTなどを用いて診断するほか、心電図や血液検査も行います。

治療法については、脳梗塞を発症してから4~5時間以内であれば、t-PAという血栓を溶解する薬を用います。また、発症後長時間が経過した場合やt-PAの効果が認められないと判断した場合は、手術やカテーテルを用いた血栓除去などが行われることがあります。さらに後遺症を抑えるために治療の早い時期からリハビリテーションも行います。

脳腫瘍

脳腫瘍とは、脳と脳を取り巻く組織に生じる腫瘍を総称した呼び名です。乳幼児から高齢者まで、あらゆる世代に発症がみられるのが特徴でもあります。CTやMRIによる検査を行えば、ほとんどの脳腫瘍に診断をつけることができ、腫瘍の部位だけでなく、その腫瘍の種類まで多くはわかります。

脳腫瘍には良性と悪性があります。良性の脳腫瘍であれば、短時間で増大したり、他の器官へ転移するということはありません。そのため、手術での切除で、ほぼ完治します。また悪性の場合も手術による切除を行いますが、短時間で増大したり、転移する可能性もあるので、ケースによっては放射線治療や化学療法も行います。

脳腫瘍で現れるとされる主な症状(慢性的な頭痛、吐き気や嘔吐、視力低下など)が見られたら、速やかに脳神経外科で検査してもらうことが大切です。早期に発見することができれば、それだけ治療もしやすくなりますし、治療を受けて完治すれば、普通の生活に戻ることも容易になります。

症状別MENU
症状別MENU

TOP