めまい|枚方市樟葉駅より徒歩約7分 つじ脳神経外科クリニック 楠葉|脳内出血 脳梗塞 脳腫瘍 三半規管 ストレス


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めまい

めまいとは

人間は眼、内耳(半規管・耳石)、手足の位置などにより自分の周囲の空間や位置を感知しています。その情報は、脳に伝えられ、そして統合されることで、体のバランス(平衡覚)をコントロールしています。しかし、これらの機能の具合が悪くなると、めまいや平衡障害が起きるようになります。

めまいの原因は、内耳が障害されることで脳に正常な情報が伝わらないことで起きる場合や、精神的なストレスやウイルス感染などが引き金となる場合があります。そのほか、脳の血流が不足することで、めまいに関係する小脳、脳幹の機能が悪くなることで起きる脳循環障害(椎骨脳底動脈循環不全症)や脳腫瘍、頭部外傷といった脳神経外科領域の疾患が原因という場合もあります。

脳内出血

脳内出血とは、脳の中にある細い血管が破れることで出血している状態です。出血までの発症メカニズムですが、高血圧による血管壁へのダメージなどから血管の動脈硬化を招き、そして脆くなっている脳の血管に、さらに高血圧による強い圧力がかかり続けることで、ついには破れて脳の中で出血を起こすことがあります。これが脳内出血です。

脳から出血した血液はやがて固まって血腫になり、この血腫が大きくなると、脳の内部の圧力(脳圧)が高くなったり、血腫が周囲の正常な脳細胞を圧迫したりします。こうしたことによる脳細胞のダメージにより、麻痺や感覚障害などの後遺症を招くことが多く、重症例では意識障害、最悪の場合は命にかかわることもあります。
症状としては、頭痛、めまい、吐き気や嘔吐、片方の手足の麻痺やしびれなどがあります。頭部CT、頭部MRAやMRI、脳血管造影などの検査を行うことで、診断をつけます。

治療としては、薬物療法か手術療法になります。薬物療法では、血圧を下げる効果のある降圧薬、止血薬、脳のむくみを取る薬などを使用します。開頭して血腫を除去し、出血部分をバイポーラという器具を用いて電気凝固したり、止血機能のある物質(サージセルやアビテンなど)を用いて止血したりといった手術を行うこともあります。

脳梗塞

脳梗塞とは、脳の血管が詰まったり、狭まったりして血流が悪くなることで起きる疾患です。単に血管が詰まると一口に言っても主に2つのタイプに分かれます。

ひとつは、動脈硬化を起こして血管が狭くなり、やがて詰まっていく脳血栓症です。なお脳血栓症には、首や脳の比較的太い動脈で起きるアテローム血栓性脳梗塞、脳の細い血管が詰まることで起きるラクナ梗塞に分類されます。
もうひとつのタイプが、心臓などでできた血のかたまり(血栓)が流れてきて脳の血管を塞いでしまう脳塞栓症です。この場合、大きな脳梗塞を引き起こしてしまう可能性が高くなります。
そのほかにも、一時的に脳の血管は詰まったが、すぐに血流が再開するという、脳梗塞の前触れとして起きる一過性脳虚血発作もあります。

症状としては、いずれのタイプも同様で、舌が麻痺して呂律がまわらない、体の片側の手足が麻痺する、しびれがあるなどです。検査及び診断をする方法としては、頭部MRI、CTなどを用いて診断するほか、心電図や血液検査も行います。

治療法については、脳梗塞を発症してから4~5時間以内であれば、t-PAという血栓を溶解する薬を用います。また、発症後長時間が経過した場合やt-PAの効果が認められないと判断した場合は、手術やカテーテルを用いた血栓除去などが行われることがあります。さらに後遺症を抑えるために治療の早い時期からリハビリテーションも行います。

脳腫瘍

脳腫瘍とは、脳と脳を取り巻く組織に生じる腫瘍を総称した呼び名です。乳幼児から高齢者まで、あらゆる世代に発症がみられるのが特徴でもあります。CTやMRIによる検査を行えば、ほとんどの脳腫瘍に診断をつけることができ、腫瘍の部位だけでなく、その腫瘍の種類まで多くはわかります。

脳腫瘍には良性と悪性があります。良性の脳腫瘍であれば、短時間で増大したり、他の器官へ転移するということはありません。そのため、手術での切除で、ほぼ完治します。また悪性の場合も手術による切除を行いますが、短時間で増大したり、転移する可能性もあるので、ケースによっては放射線治療や化学療法も行います。

脳腫瘍で現れるとされる主な症状(慢性的な頭痛、吐き気や嘔吐、視力低下など)が見られたら、速やかに脳神経外科で検査してもらうことが大切です。早期に発見することができれば、それだけ治療もしやすくなりますし、治療を受けて完治すれば、普通の生活に戻ることも容易になります。

慢性硬膜下血腫

頭を強く打つなどの頭部外傷が原因で、三層構造になっている髄膜の硬膜とくも膜の間にジワジワと時間をかけて出血し、そして血液の塊ができてしまう疾患が慢性硬膜下血腫です。高齢者や男性に発症することが多く、アルコールをよく飲む方、抗血小板薬や抗凝固薬などを服用している方に起きやすいと言われています。

なお、症状につきましては、頭を打ってから数週間から数ヵ月ほど遅れて出ることが一般的です。歩行時にふらつく、頭痛や吐き気が現れる、しゃべりづらい、ボーッとしている、もの忘れがひどい(認知障害)といったことがみられ、重症になると意識障害の原因になることもあります。

症状などから慢性硬膜下血腫が疑われる場合は、頭部CT、頭部MRI、血液検査などから診断をつけます。検査の結果、慢性硬膜下血腫と診断された場合、症状があれば手術療法となります。手術では、頭蓋骨に小さな穴を開け、そこから溜まった血の塊を吸い出すという血腫除去術が行われます。なお、症状が現れないという場合は、経過観察あるいは漢方薬による治療となります。

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